「山岳捜索隊」秋山訓練

「山岳捜索隊」の秋山訓練。

鬼首のブナの森のオフトレイル。諸先輩と鳴子警察署の方々と共に、沢に向かう急斜面を倒木(とキノコ)を探して歩き回りました。

鳴子警察署によると、秋は山岳遭難が多発する季節の一つ。きのこ狩りに出掛けて夢中になっている内に……。という事案が多いそうです。

ちなみに、春も山菜採りでの遭難が多いそう。

秋の鳴子では、ナラやブナなどの広葉樹林の倒木に出るキノコが広く親しまれています。

そんなキノコを育む広葉樹林は、里山というよりは深山の尾根や沢筋に発達することが多いです。(造林の影響を受けずに自然林が残ったとも言えます。)

特に、キノコたちが好むのは沢筋の少し湿った森。

遠目にはなだらかな山が多い鳴子ですが、沢筋は急斜面。一歩間違うと崖なんてこともしばしば。

そんな沢筋は当然、登山道を外れたヤブの中にあるわけです。

奥山で、急斜面で、ヤブの中で、一歩間違うと崖。

実際の捜索も、そんな場所が舞台になることが多いのだとか。

出動要請のない、穏やかな秋を願いつつ…。秋の山をお楽しみください〜!

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