台湾国立体育大学 冬季キャンプ

1st Tohoku Snow LNT Adventure and Sustainable Tourism Symposium(第一回 東北雪国LNT サスティナブル&アドベンチャーツーリズムシンポジウム)と題して、國立體育大學休閒產業經營學(台湾国立体育大学レクレーション・レジャー産業経営学部)の呉先生 (Dr. Guanjang Wu)と王先生 (Dr. Chunchieh Wong) 率いる8名の学生が、1月4日から9日の6日間、鳴子温泉へ遠征を含む冬季キャンプに来ました。

鳴子温泉もりたびの会」が受け入れ、弊社ではアクティビティの提供を行いました。

1月8日午後には、フォーラムを実施。学生からのプレゼン発表と合わせて、わが国と台湾の「持続可能な観光」への取り組みについて議論を深めました。

Forum: Sustainable tourism in Taiwan and Japan
フォーラム:日本と台湾におけるサスティナブルツーリズムについて

フォーラムでは、「台南の海から山をつなぐロングトレイル」「新竹の原住民集落におけるサスティナブルツーリズム」についての発表がありました。発表の要所要所にもLNTのエッセンス。

地元鳴子温泉の観光関係者、環境教育に関心のある方ほか、中学の教頭先生など、多様なバックグラウンドの方と熱意を共有することができました。

学生たちがキャンプを離れる際の痕跡が全くない様子。いく先々で「ビジター」として、例えば買い物のとき、温泉に入る時、湯治宿で、どんなマナーを気をつけた方がいいのか。言動と行動の節々から、LNTが深く浸透している様子が伝わってきました。

学生の間から、アウトドア技術だけでなく、キャンプの実践、子どもたちへの教育、そしてこれからの観光の形を学んでいて、そんな彼らが、次の台湾の観光を作る世代となって行く。台湾の観光産業、レジャー産業は明るいのだなあと感じた一方で、我が国はどうなのか。考えさせられる6日間でした。

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